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【900/1000】作業スケッチ:G・ガレージ “リバーシブル”
第一コーナー,第二コーナーとあるならば,第三コーナーで表と裏が逆転する。これは早朝の写真です。ぼくはMA-1を着ていました。部屋着のようなリバーシブルのそのジャンパーはいつも家では蛍光オレンジを表にして着ています。何を想ったか突然竜安寺の庭を想い出しながら,あれは桜ですが,軒先の生垣から柿が覗いているところを想像する。やっぱり内側の壁だけ白に塗って頂こうと考えながら,外側を向きながら内側を観ている構造に,感じたように,する予定です。 塀 側内 側(室 内)
Tasting & Imagination
Gallery Garage
Art of Life; 2006.10.20(金) 日記【899/1000】光に揺れる
風に揺れるレースのカーテンにあわせピアノの音が光りに揺れる。年代性別を問わず時間があればいろんな方のはなしは伺ってみるものだとおもった。間取りを集めた本をもっていて,それを見ていると,物件を探している楽しさがある。空間は音で光りは風に感じました。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
※塀が出来上がる。
("光りにかわる") 絵本
Art of Life; 2006.10.19(木) 日記【898/1000】ラムレーズン
食べれなかった干しブドウの記憶が甦る。昼に疲れたのでチョコレートを買う。ラムレーズンのチョコレートでした。それを食べたくらいで酔っぱらってしまうほどアルコールに敏感な体質になってしまったのだろうか。と,ラムレーズンに約束をやぶった時と同じような罪悪感を感じていたとしたら,それは約3年間ぐらい禁酒をしているのが原因だと思いますが,それが初めてのウィスキーボンボンと重なって,幼い頃の記憶を甦らせていたのかもしれません。が,そんな記憶(干しブドウ)も今ではすっかり食べれるようになっています。好物でもないですが,たまにむしょうに食べたくなる,時がある。 なぜ?と嫌いで外していたブドウパンのブドウの穴が今では塞がっていてもいいのだからおかしなものです。 まったく関係ないですが,"……そして,ほんのときおり,種を蒔いたり,収穫をしたりするときに,心の中で,数瞬間,この地上のあらゆる生き物の中でひとり私たち人間だけが,この事物の循環に不服を言い,万物が不滅であるということだけでは満足できず,自分たちのために,個人の,自分のだけの,特別なものをもちたがるというのはなんと不思議なことであろうかと,思うことがある。"(『庭仕事の愉しみ』より)と,ラムレーズンのほのかな香りは残り香のように,ヘルマンエッセのこの文章をなぜだかしらないですが,ぼくの中に浮かび上がらせていました。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
※ペイントのお願いをする。GGの壁も床も石も(塀も)真っ白の予定です。
("ラムレーズン") 絵本
Art of Life; 2006.10.18(水) 日記【897/1000】作業スケッチ14:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)
申し訳ございません。作業は進行しておりますが,今しばらくお待ちくださいませ。これは額の額になります。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
Art of Life; 2006.10.17(火) 日記【896/1000】自分の庭
次はこうしたい,その次はこうしたいと,庭との関係がカセクトだったら,こういう考えかたは愉しいだろうな。と,そんなことを考えていると,自分の庭がどこにあるのかわかった。そんな世界観を表現できたらと思います。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
“自分の庭” 絵本
Art of Life; 2006.10.16(月) 日記【895/1000】"味覚に現れる"
コーヒーだとおもわなければ,コーヒーでない。今朝,緑茶を口にしたとおもったら,コーヒーでした。インスタントコーヒーだったせいもあり,そこに段差があるとわかってないと足を挫いてしまう出来事に,ベールを剥いだようにコーヒーの酸味だけを強く感じました。そこに段差があれば気をつけるように,それはコーヒーだとわかっていれば,コーヒーだったのかもしれません。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
“("覆われるものと覆うもの")” 絵本
Art of Life; 2006.10.15(日) 日記【894/1000】"エナジー"
今日は夕方から急に涼しくなったせいか体調を崩す。が,夕食に採れたての野菜を食べたら単純なようですが直ぐに元どおり元気になりました。 はなしは変わりますが自分のことしか見えなかった自分が,全体の中のひとりとして見えてくるといった感覚に,デジタルにはないアナログ的なものを感じました。だんだんと的が絞れてくるといった感覚は“キースブーケの『コズミック・ビュー』”や“チャールズ・イームズの『パワーズ・オブ・テン』”の引けばマクロな視点が逆にミクロな視点に感じ,それが充満するように今夜の元気の源に,なぜかぼくには感じました。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
“("whole")” ショート
Art of Life; 2006.10.14(土) 日記【893/1000】作業スケッチ:G・ガレージ “記憶の出会い”
唐突ですが。床を吹き抜けに,下から見上げたら天井を吹き抜けに,丸い穴が開いている建築がありますが,それがなんのためかといえば想像のつく通り,庭木の成長を妨げないための穴な,わけですが。それが憧れだったのか,モダンだったのか,白を丸くくり貫いた,紙の模型を見るような懐かしさがぼくの中にはあるようです。そんな記憶が打ちっぱなしのコンクリートを白く塗りたいのと,白い地面に丸い穴を開けたい理由なのかもしれません。そして坪庭に白砂に萩ではなく,そこにオリーブの木を植えたいともおもっております。壁に載せた瓦からオリーブの実が覗いて見えるミスマッチは,逆にマッチして感じるのではないかと思います。異質な組み合わせにぐっとくるのは,裏腹ですが,ギャップを埋めようと,背伸びをすれば壁の向こうに新たな発見があるかもしれないと,異質な出会いに想像力を掻き立てられるからなのかもしれません。 Tasting & Imagination
Gallery Garage
Art of Life; 2006.10.13(金) 日記【892/1000】四角いプレート
Tasting & ImaginationGallery Garage
※夜,表札が届く。
Art of Life; 2006.10.12(木) 日記【891/1000】"AIR"
完璧でない。といった意味において隙間を吹き抜けるようにその何割かの隙間が人生を幸せなものにするのでは,ないでしょうか?書かなで書く一行が。説明しないで説明する間が。聞ないで聞く沈黙が。これは考え方の問題としてですが,自分を消すことは受け入れることでもあり,受け入れられる,といった展開は,包み込むように幸福なストーリーを吐き出していくのではないでしょうか。合理を非合理に・非合理を合理に。幸せの形とは境界のカタチにも観えてきました。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
“("AIR" )”版画,絵本
Art of Life; 2006.10.11(水) 日記【890/1000】作業スケッチ13:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)
外 壁
これで完成ではありませんが,今日,G・ガレージの外壁の型枠が外れたところです。光りが射しているところを見ていると作者名は忘れてしまいましたが『天国への階段』というタイトルの彫刻作品がそういえばあったな,そんなことをおもいだしていました。光とは不思議なものです。下の写真は黒バックにコーティングしたものと,そうでないものを比較しているところです。陽の光り,部屋のライトの光り,それぞれがそれぞれに違って映ります。 黒バック;コーティングしてあるものとそうでないものとの比較
写真は8色刷り上ったところです
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
Art of Life; 2006.10.10(火) 日記【889/1000】作業スケッチ12:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)
庭の花梨の木が少しずつではありますが紅葉してきました。黄色とグリーンの葉っぱの斑点は,濁りのない,視覚的混色による,新印象派のスーラやシニャックを想い出させます。これから徐々にグリーンから黄色へと配分は反転していくんだろうな。と,想像します。はなしは変わりまして,今日はG・ガレージに展示しておくための・額・を・入・れ・る・た・め・の・額・をオーダーしてきました。縁(ふち)は白マットで,漆喰風の箱型です。出来上がるには10日ぐらいかかりますが,その頃には作品も,その中に収める準備が出来ているのではないかと思います。 (参考として CD:パッヘルベルのカノン/イ・ムジチ〜バロック名曲集29 『Baroque Favourite』 I Musici PHILIPS)
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
Art of Life; 2006.10.09(月) 日記【888/1000】裸のサル
今朝,ずっと伸ばしっぱなしだった"オーソンウェルズ" な髭を剃りました。それは今日の爽やかな秋晴れを全身で感じていることと共通なことに感じました。火星人襲来は裸のサルになりました。 Tasting & Imagination
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Art of Life; 2006.10.08(日) 日記【887/1000】内観を円環
G・ガレージのはなしになりますが,部屋の内側に向かって観賞(内観)するように縁台を設えてあります。“外壁が周囲を囲んで塀に囲まれている”といった逆説的な緊張した精神空間にしたく,試しに壁に模造紙を,中芯を囲うように張ったところです。が,アンティークのシャンデリアでも吊るしたい気持ちに,精神とは反対の・物・質・的・な欲求(バランス)をそこに感じました。それが内観を華やかに吹き抜ける円環にぼくには感じました。 (参考として)
Gallery Garage
Tasting & Imagination
“(内観を円環)” 絵本
Art of Life; 2006.10.07(土) 日記【886/1000】スペース(主観と客観の空間)
想うのはただ。見逃してしまわないという意味においてそれは準備としてのスペースに感じました。準備のないところに突然入り込む余地はない。それは見る・見られるといった関係性の間にできた,主観と客観の空間に感じました。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
“(主観と客観の空間=準備)” 図
Art of Life; 2006.10.06(金) 日記【885/1000】分離と発酵
叱られるといったことはなかなかないけれど,それはありがたいことで,心理とは裏腹なことが真理に感じる瞬間かもしれません。そんなことを考えていると的確なアドバイスは“分離ではなく発酵としての役割分担がはっきりと現れてくる”といった言葉が突然浮かんできました。これが思考か。そんなことをおもいながら,話をもどしますと,生きるためのエネルギーとしての分解が,エネルギーを運んでくるといった,そこには関係性を感じました。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
“(分離と発酵)” 絵本
Art of Life; 2006.10.05(木) 日記【884/1000】作業スケッチ11:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)
このデザインには歪んだところがあります。それが肉眼だと思うからです。エンタシスも…………… (作品解説) Tasting & Imagination
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Art of Life; 2006.10.04(水) 日記【883/1000】痒い(かゆい)と笑い
窓を開けるとキンモクセイの香りがどこからかしてきます。ちょっと余裕がでてきたのかもしれません。痛みがひどいと(先週から足が腫れていて)思考停止状態なのでなかなかこういう気持ちにはなれません。歯が痛いとよくどこか他をつねって意識を散らすといったことをしますが,つまり,神経の張り巡らされたそういった空間なんでしょう。健康な時は“あるのにない”といった空間は,ちょっと調子が悪かったりすると,そこを意識する空間に変化します。そこでなにを思ったのかわかりませんが,痛みがやわらいで,痛がゆくなってきたら,そろそろ完治するんだろうなといった予感は,過去の記憶がそうさせるのかもしれませんが,それが“笑い”と結びついて感じるからおかしなものです。逆に言えば,硬直を流動させる触媒としての笑いが,アンバランスをバランスに完治に向かう,むずがゆさ(痛がゆさ)を想起させる。といった意味でどちらもそれは恒常性の問題に感じました。そんな世界観を表現できたらと思いました。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
“(恒常性:痒いと笑い)” 絵本
Art of Life; 2006.10.03(火) 日記【882/1000】工事(外壁)
立体縮尺モデルにあたる“お越し絵図”といったものが,主に草庵茶室用にだそうですが,あったそうです。和紙で出来ていて・た・と・う・タイプの折りたたんで持ち運べるといった携帯性に何故か興味を引かれたのは『茶の本』の中の第五章 芸術鑑賞の辺りに書かれてある文章を思い出していたからかもしれません。日本人は腹に納める。腹を固める。腹を括る。腹を据える。と腹で考えることが多いように感じますが。この場合は懐にしまって持ち歩いたのでしょうか。どうもその辺の気持ちと繋がるなにかを,その辺に感じるのです。極小空間を折りたたんで,持ち歩く。それが外壁をつくらないと空間にならないといった気持ちと,合流するように,共通して感じます。といったことで,だいぶ時間があいてしまいましたが外壁工事のスケジュールが決まりました。来週末には完成予定です。 Gallery Garage
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“GG お越し絵図”たとう
Art of Life; 2006.10.02(月) 日記【881/1000】“芋蔓”
完成と同時に無知になる。口の中でそば好きがうどん好きに目覚めた感じがしたのは,黒から白へ,対極に目が向いたからではないかと思いました。それが,完成と同時に無知になるといったふり幅に感じたのではないかと思います。知らないということは怖いもの知らずなもので,それが新鮮という意味でひとつの若返りに感じるのではないかと,そんなことが繰り返されるのだろうと,感じていることをずるずると芋蔓式に書き出してみました。見る・見られる,といった関係もこれに近いものを感じていて,意識するといったことが・見られている,といった関係ならば,見てるといった感じは,人生は知らないことでいっぱいといった若さに感じるのです。(覚書として)そんな世界観を表現できたらと思います。 Tasting & Imagination
PINK DIAMOND
(“芋蔓”) 絵本
Art of Life; 2006.10.01(日) 日記【880/1000】作業スケッチ10:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)
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