HOME <


ほぼデイリー!

 
【900/1000】作業スケッチ:G・ガレージ “リバーシブル”

 第一コーナー,第二コーナーとあるならば,第三コーナーで表と裏が逆転する。これは早朝の写真です。ぼくはMA-1を着ていました。部屋着のようなリバーシブルのそのジャンパーはいつも家では蛍光オレンジを表にして着ています。何を想ったか突然竜安寺の庭を想い出しながら,あれは桜ですが,軒先の生垣から柿が覗いているところを想像する。やっぱり内側の壁だけ白に塗って頂こうと考えながら,外側を向きながら内側を観ている構造に,感じたように,する予定です。
塀

塀 側
ロゴ & 俯瞰図
内 側(室 内)

Tasting & Imagination
Gallery Garage

Art of Life; 2006.10.20(金) 日記
【899/1000】光に揺れる

 風に揺れるレースのカーテンにあわせピアノの音が光りに揺れる。年代性別を問わず時間があればいろんな方のはなしは伺ってみるものだとおもった。間取りを集めた本をもっていて,それを見ていると,物件を探している楽しさがある。空間は音で光りは風に感じました。
音と光

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

 ※塀が出来上がる。
 ("光りにかわる") 絵本
Art of Life; 2006.10.19(木) 日記
【898/1000】ラムレーズン

 食べれなかった干しブドウの記憶が甦る。昼に疲れたのでチョコレートを買う。ラムレーズンのチョコレートでした。それを食べたくらいで酔っぱらってしまうほどアルコールに敏感な体質になってしまったのだろうか。と,ラムレーズンに約束をやぶった時と同じような罪悪感を感じていたとしたら,それは約3年間ぐらい禁酒をしているのが原因だと思いますが,それが初めてのウィスキーボンボンと重なって,幼い頃の記憶を甦らせていたのかもしれません。が,そんな記憶(干しブドウ)も今ではすっかり食べれるようになっています。好物でもないですが,たまにむしょうに食べたくなる,時がある。
 なぜ?と嫌いで外していたブドウパンのブドウの穴が今では塞がっていてもいいのだからおかしなものです。
 まったく関係ないですが,"……そして,ほんのときおり,種を蒔いたり,収穫をしたりするときに,心の中で,数瞬間,この地上のあらゆる生き物の中でひとり私たち人間だけが,この事物の循環に不服を言い,万物が不滅であるということだけでは満足できず,自分たちのために,個人の,自分のだけの,特別なものをもちたがるというのはなんと不思議なことであろうかと,思うことがある。"(『庭仕事の愉しみ』より)と,ラムレーズンのほのかな香りは残り香のように,ヘルマンエッセのこの文章をなぜだかしらないですが,ぼくの中に浮かび上がらせていました。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

 ※ペイントのお願いをする。GGの壁も床も石も(塀も)真っ白の予定です。
("ラムレーズン") 絵本
Art of Life; 2006.10.18(水) 日記
【897/1000】作業スケッチ14:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)

 申し訳ございません。作業は進行しておりますが,今しばらくお待ちくださいませ。これは額の額になります。
額の額

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.10.17(火) 日記
【896/1000】自分の庭

 次はこうしたい,その次はこうしたいと,庭との関係がカセクトだったら,こういう考えかたは愉しいだろうな。と,そんなことを考えていると,自分の庭がどこにあるのかわかった。そんな世界観を表現できたらと思います。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

“自分の庭” 絵本
Art of Life; 2006.10.16(月) 日記
【895/1000】"味覚に現れる"

 コーヒーだとおもわなければ,コーヒーでない。今朝,緑茶を口にしたとおもったら,コーヒーでした。インスタントコーヒーだったせいもあり,そこに段差があるとわかってないと足を挫いてしまう出来事に,ベールを剥いだようにコーヒーの酸味だけを強く感じました。そこに段差があれば気をつけるように,それはコーヒーだとわかっていれば,コーヒーだったのかもしれません。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

“("覆われるものと覆うもの")” 絵本
Art of Life; 2006.10.15(日) 日記
【894/1000】"エナジー"

 今日は夕方から急に涼しくなったせいか体調を崩す。が,夕食に採れたての野菜を食べたら単純なようですが直ぐに元どおり元気になりました。
 はなしは変わりますが自分のことしか見えなかった自分が,全体の中のひとりとして見えてくるといった感覚に,デジタルにはないアナログ的なものを感じました。だんだんと的が絞れてくるといった感覚は“キースブーケの『コズミック・ビュー』”や“チャールズ・イームズの『パワーズ・オブ・テン』”の引けばマクロな視点が逆にミクロな視点に感じ,それが充満するように今夜の元気の源に,なぜかぼくには感じました。
風穴

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

“("whole")” ショート
Art of Life; 2006.10.14(土) 日記
【893/1000】作業スケッチ:G・ガレージ “記憶の出会い”

Martini
 唐突ですが。床を吹き抜けに,下から見上げたら天井を吹き抜けに,丸い穴が開いている建築がありますが,それがなんのためかといえば想像のつく通り,庭木の成長を妨げないための穴な,わけですが。それが憧れだったのか,モダンだったのか,白を丸くくり貫いた,紙の模型を見るような懐かしさがぼくの中にはあるようです。そんな記憶が打ちっぱなしのコンクリートを白く塗りたいのと,白い地面に丸い穴を開けたい理由なのかもしれません。そして坪庭に白砂に萩ではなく,そこにオリーブの木を植えたいともおもっております。壁に載せた瓦からオリーブの実が覗いて見えるミスマッチは,逆にマッチして感じるのではないかと思います。異質な組み合わせにぐっとくるのは,裏腹ですが,ギャップを埋めようと,背伸びをすれば壁の向こうに新たな発見があるかもしれないと,異質な出会いに想像力を掻き立てられるからなのかもしれません。
Tasting & Imagination
Gallery Garage

Art of Life; 2006.10.13(金) 日記
【892/1000】四角いプレート

蔦とプレート

Tasting & Imagination
Gallery Garage

※夜,表札が届く。
Art of Life; 2006.10.12(木) 日記
【891/1000】"AIR"

 完璧でない。といった意味において隙間を吹き抜けるようにその何割かの隙間が人生を幸せなものにするのでは,ないでしょうか?書かなで書く一行が。説明しないで説明する間が。聞ないで聞く沈黙が。これは考え方の問題としてですが,自分を消すことは受け入れることでもあり,受け入れられる,といった展開は,包み込むように幸福なストーリーを吐き出していくのではないでしょうか。合理を非合理に・非合理を合理に。幸せの形とは境界のカタチにも観えてきました。
塗り絵:Magie

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

“("AIR" )”版画,絵本
Art of Life; 2006.10.11(水) 日記
【890/1000】作業スケッチ13:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)

塀 2006.10.10
外 壁

 これで完成ではありませんが,今日,G・ガレージの外壁の型枠が外れたところです。光りが射しているところを見ていると作者名は忘れてしまいましたが『天国への階段』というタイトルの彫刻作品がそういえばあったな,そんなことをおもいだしていました。光とは不思議なものです。下の写真は黒バックにコーティングしたものと,そうでないものを比較しているところです。陽の光り,部屋のライトの光り,それぞれがそれぞれに違って映ります。
黒バック
黒バック;コーティングしてあるものとそうでないものとの比較

8c
写真は8色刷り上ったところです

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.10.10(火) 日記
【889/1000】作業スケッチ12:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)

 庭の花梨の木が少しずつではありますが紅葉してきました。黄色とグリーンの葉っぱの斑点は,濁りのない,視覚的混色による,新印象派のスーラやシニャックを想い出させます。これから徐々にグリーンから黄色へと配分は反転していくんだろうな。と,想像します。はなしは変わりまして,今日はG・ガレージに展示しておくための・額・を・入・れ・る・た・め・の・額・をオーダーしてきました。縁(ふち)は白マットで,漆喰風の箱型です。出来上がるには10日ぐらいかかりますが,その頃には作品も,その中に収める準備が出来ているのではないかと思います。
CD写真
(参考として CD:パッヘルベルのカノン/イ・ムジチ〜バロック名曲集29 『Baroque Favourite』 I Musici PHILIPS)

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.10.09(月) 日記
【888/1000】裸のサル

 今朝,ずっと伸ばしっぱなしだった"オーソンウェルズ" な髭を剃りました。それは今日の爽やかな秋晴れを全身で感じていることと共通なことに感じました。火星人襲来は裸のサルになりました。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.10.08(日) 日記
【887/1000】内観を円環

 G・ガレージのはなしになりますが,部屋の内側に向かって観賞(内観)するように縁台を設えてあります。“外壁が周囲を囲んで塀に囲まれている”といった逆説的な緊張した精神空間にしたく,試しに壁に模造紙を,中芯を囲うように張ったところです。が,アンティークのシャンデリアでも吊るしたい気持ちに,精神とは反対の・物・質・的・な欲求(バランス)をそこに感じました。それが内観を華やかに吹き抜ける円環にぼくには感じました。
外壁:境内を囲う塀
(参考として)

ギャラリー・ガレージ 模造紙
Gallery Garage

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

“(内観を円環)” 絵本
Art of Life; 2006.10.07(土) 日記
【886/1000】スペース(主観と客観の空間)

 想うのはただ。見逃してしまわないという意味においてそれは準備としてのスペースに感じました。準備のないところに突然入り込む余地はない。それは見る・見られるといった関係性の間にできた,主観と客観の空間に感じました。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

“(主観と客観の空間=準備)” 図
Art of Life; 2006.10.06(金) 日記
【885/1000】分離と発酵

 叱られるといったことはなかなかないけれど,それはありがたいことで,心理とは裏腹なことが真理に感じる瞬間かもしれません。そんなことを考えていると的確なアドバイスは“分離ではなく発酵としての役割分担がはっきりと現れてくる”といった言葉が突然浮かんできました。これが思考か。そんなことをおもいながら,話をもどしますと,生きるためのエネルギーとしての分解が,エネルギーを運んでくるといった,そこには関係性を感じました。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

“(分離と発酵)” 絵本
Art of Life; 2006.10.05(木) 日記
【884/1000】作業スケッチ11:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)

 このデザインには歪んだところがあります。それが肉眼だと思うからです。エンタシスも……………
(作品解説)
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.10.04(水) 日記
【883/1000】痒い(かゆい)と笑い

 窓を開けるとキンモクセイの香りがどこからかしてきます。ちょっと余裕がでてきたのかもしれません。痛みがひどいと(先週から足が腫れていて)思考停止状態なのでなかなかこういう気持ちにはなれません。歯が痛いとよくどこか他をつねって意識を散らすといったことをしますが,つまり,神経の張り巡らされたそういった空間なんでしょう。健康な時は“あるのにない”といった空間は,ちょっと調子が悪かったりすると,そこを意識する空間に変化します。そこでなにを思ったのかわかりませんが,痛みがやわらいで,痛がゆくなってきたら,そろそろ完治するんだろうなといった予感は,過去の記憶がそうさせるのかもしれませんが,それが“笑い”と結びついて感じるからおかしなものです。逆に言えば,硬直を流動させる触媒としての笑いが,アンバランスをバランスに完治に向かう,むずがゆさ(痛がゆさ)を想起させる。といった意味でどちらもそれは恒常性の問題に感じました。そんな世界観を表現できたらと思いました。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

“(恒常性:痒いと笑い)” 絵本
Art of Life; 2006.10.03(火) 日記
【882/1000】工事(外壁)

 立体縮尺モデルにあたる“お越し絵図”といったものが,主に草庵茶室用にだそうですが,あったそうです。和紙で出来ていて・た・と・う・タイプの折りたたんで持ち運べるといった携帯性に何故か興味を引かれたのは『茶の本』の中の第五章 芸術鑑賞の辺りに書かれてある文章を思い出していたからかもしれません。日本人は腹に納める。腹を固める。腹を括る。腹を据える。と腹で考えることが多いように感じますが。この場合は懐にしまって持ち歩いたのでしょうか。どうもその辺の気持ちと繋がるなにかを,その辺に感じるのです。極小空間を折りたたんで,持ち歩く。それが外壁をつくらないと空間にならないといった気持ちと,合流するように,共通して感じます。といったことで,だいぶ時間があいてしまいましたが外壁工事のスケジュールが決まりました。来週末には完成予定です。
ギャラリー・ガレージ
Gallery Garage

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

“GG お越し絵図”たとう
Art of Life; 2006.10.02(月) 日記
【881/1000】“芋蔓”

 完成と同時に無知になる。口の中でそば好きがうどん好きに目覚めた感じがしたのは,黒から白へ,対極に目が向いたからではないかと思いました。それが,完成と同時に無知になるといったふり幅に感じたのではないかと思います。知らないということは怖いもの知らずなもので,それが新鮮という意味でひとつの若返りに感じるのではないかと,そんなことが繰り返されるのだろうと,感じていることをずるずると芋蔓式に書き出してみました。見る・見られる,といった関係もこれに近いものを感じていて,意識するといったことが・見られている,といった関係ならば,見てるといった感じは,人生は知らないことでいっぱいといった若さに感じるのです。(覚書として)そんな世界観を表現できたらと思います。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(“芋蔓”) 絵本
Art of Life; 2006.10.01(日) 日記
【880/1000】作業スケッチ10:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)

―お詫び―
早いもので明日からは10月に入ってしまいます。
試し刷りも終了し今月末には刷り上がると予定していたのですが,まだの状態です。
ちょうど(工房の)混雑している時期に重なってしまい,準備はできているのですが,作業に取り掛かれないのが遅れている理由のひとつです。

今回の作品ですと大体二ヶ月を目安に進行して参りました。
が,そこが手作業と機械との違いでどうしても,
期日を決めて仕上げるというよりも,ひとつひとつの工程を確認しながら進行していく,といったことの連続で完成させていくことになってしまいます。
そのためどうしても少しずつズレが生じてきてしまいます。
それと今回の作品はバックが黒ベタのため非常に傷が目立ちやすいので,そのための処理も追加で検討中と工房の皆様にも頑張って頂いております。
遅れて大変申し訳ありませんが,もうしばらくお待ちくださいませ。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.30(土) 日記
【879/1000】玉ねぎと空間と無

 無意識にこんなことを感じることがあります。あんこの話をしていたら皮のことを。皮の話をしていたらあんこのことを。つまり饅頭がイメージできているかどうかというはなしですが。同じようにお茶の話をしていたら饅頭を。饅頭の話をしていたらお茶を,といったように空間がイメージできているか,どうか。つまり包み込んでいる全体が何であるかイメージできているか,どうか,というはなしですが。そこで更に,これが赤いボールですと説明されるよりも,赤いボールの裏側はこうなっていますと見せられたほうが,ぐっと中心を掴まれた感じがしてしまいます。そういったところに深みと理解力みたいな宇宙を感じる。といった話になります。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(玉ねぎと空間と無) 図
Art of Life; 2006.09.29(金) 日記
【878/1000】やってみなければわからない

 失敗と発見の関係も。遊びと偶然の関係も。すべてを時(とき)と入れ換えに彫刻していくのが本式だとしたら。どんなことでもやってみなければわからないのが人生だと思った。
Tasting & Imagination

PINK DIAMOND
(やってみなければわからない) 絵本
Art of Life; 2006.09.28(木) 日記
【877/1000】作業スケッチ9:作品 No.1 作品名:カノン(Canon); 奥付とステッキとミント

“奥付とステッキとミント”

 昨日奥付が刷り上ったので取りに行く。電話で確認をとると,額も今日店に届いたようだ。細かいことで予定より一週間遅れ。そこで郵送して頂くと時間がかかってしまうので自分で取りに行くことにした。また修正があると一日のことで大きく日にちをロスしてしまうのです。約3年ぶり??に神経質な??ぼくの足は土・日から腫れだして,痛くて寝れなくて,ちょっとオーバーですが月曜から杖の生活が続いています。そんな身としてはちょっと大変に感じたけれど,車・新幹線・タクシーの乗り継ぎなのでそれほどでもないだろうと出かけたところ,品川の駅の構内だけがやけに長く感じました。電車に比べ,渋滞で全然進まないタクシーに,時間のことだけを考えると無駄に感じたけれど,それはそれで車ならではの視線で街並みの変化をゆっくりと観察することができたのが,新たな発見に繋がって逆によかったです。夜の駅の構内で,これは単なる趣味ですが,輸入食材を見れなかったのが残念でした。やはり,自由に歩き回ることのできない辛さを感じました。来週には治っていると思いますが,それまでは不便な生活が続きそうです。※ちなみに額は写真のものではありません。それとオリジナルのステッキの取っ手を作りたいと思いました。ほんとに痛いのか?と思われるかもしれませんが,本当のはなしです。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.27(水) 日記
【876/1000】心地よさと緊張

 開けっ放しの扉にレースのカーテンが風で揺れている。だれが確認しているのか,そこはもうだれもいない部屋のようでした。そんなことを考えている自分と,たしかこれはグリーンアスパラガスの話だったと思いますが,アーチ状にまげてパキッと折れたところが包丁の切目の目安の位置だとか?ホントかウソかはわかりませんが,まあ,それはそれでいいとして,軟らかいところと硬いところの境目がちょうどその辺だという話です。緊張と解放。胸の辺りにそんな張りがあれば新鮮な空気が入り込む,余地がある。なぜこんなことを突然想い出したのか判らないけれど,吸った息を吐くのを忘れたように心地よい緊張とすっぱい味が口の中でする。そんな世界観を表現できたらと思います。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(心地よい緊張) 絵本
Art of Life; 2006.09.26(火) 日記
【875/1000】不自由と自由

 どこがわるいというのでなく,部品のひとつひとつが年齢とともに痛んでくる。それが自然というものだとしたら,だからといってそれをマイナスに捕らえるのでなく,狭められていくところに諦めという覚悟が決まっていく,そんな関係が潜んでいるのではないかと思いました。こんな書き出しをするといかにも縁起でもないはなしに聞こえてしまうかも知れませんが,そういうことでなく,焦点の構造の例えとして取り上げてみました。これしかないと覚悟したところに光りは収束し広がっていく。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(不自由と自由) 絵本
Art of Life; 2006.09.25(月) 日記
【874/1000】 

 言葉にしなければ伝わらないし,書かなければ伝わらない。が,言葉にすると安っぽくなってしまう,書くと安っぽくなってしまう。といったように言葉が消える時もある。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.24(日) 日記
【873/1000】Bk

Bk(ブラック)

 二三日前にイカとトマトのスパゲッティーを作りました。生のイカだったのでイカ墨にしようとしたけれど止めておきました。味のほうはというと急いでいたので失敗に終わってしまいました。
 はなしは変わりますが,同じ黒でも大雑把に言葉で表現すると赤味がかった黒と,青味がかった黒があるようです。というのはインクのはなしですが。モンブランも,パーカーも,ペリカンも,シェーファーも,ウォーターマンもそれぞれに違いがありました。それは言語や国がそれぞれに違うように同じ“黒”といってもそれぞれに個性があるのだろう,といったバリエーションを目で感じとることができたようで,なによりでした。恒常性の問題からなのだろうか。黒褐色=セピアというよりは,写真の色あせた印象をセピアだと感じた時,インクの黒がセピアに感じた理由がわかりました。そこへきて製図用の黒はピカピカのおろしたてです。知らなければどうでもいいことかもしれませんが,真っ黒闇が真っクロ闇でないように,それは心理の問題に感じました。心理があるように,色彩がある。写真は生のイカからイカ墨を取ったものと,各インクパターンです。
 ※参考として:トーン=色価 ペール(薄い),ライト(あさい),ブライト(あかるい),ライト・グレーッシュ(明るい灰味の),ダル(にぶい),ビビット(さえた),グレーッシュ(灰みの),ダーク(くらい),ディープ(こい) PCCS TONEより
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(イカ墨とインク)
Art of Life; 2006.09.23(土) 日記
【872/1000】作業スケッチ8:作品 No.1 作品名:カノン(Canon) シール

 一昨日からシールの粘着力のテストを一晩かけてやってみました。“トイシ用強粘着”。これは額の裏板へのはなしなのですが,大丈夫そうなので,ダンボールのケース用にもシールを発注。上質紙,“70”と“90”。主張のないというのは難しいことで,コピー用紙でも青白く主張してしまうところへきて,バランスよく主張のないように効果的に回りを引き立てる,といった感じで気に入っています。写真はコピー用紙,制作風景です。奥付けシールのロゴがポジなのに対し,開封する蓋留めは,ネガにしてあります。
開封

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.22(金) 日記
【871/1000】世界と橋

 昨日,BMWがぼくの目の前を横切った。これだけで世界が変わったのだからビックリした瞬間だ。別に車の話をここではしたいのではありませんが。世の中には知らないことが沢山ある。そんなことを多分,瞬間,思ってしまったのであろう。その分ぼくには知らないことがたくさん残っているのでまだまだ楽しみが沢山残っているということには,なるのですが。今日,橋の上で懐かしいと想いながら子供の頃多分訪れたことがあるのだろう,そんな隣街の,ライトの灯りだす風景を渋滞の橋の上から眺めていると。「そうか」,どこかで見た風景とは,そういうことだったのかと想う。陸で暮らしていて気がつかなかったのだけど,海側から眺めた風景は,自分を過去から現在まで客観視している風景にそれは感じた。目の前を横切った車も,そこに違う世界観を観たのも,それは対岸の向こうから自分を眺めた世界だったのかもしれない。世界観とはそのギャップのことであるような気がする。まだまだだと思えば,大抵のことは小さいことに感じるのだが,小さい積み重ねあって,成せるのが現実だ。やってみなければ判らない。やってみたら次はこうしたい。こうしよう。行って見なければわからない。行ってみればわかるさ。なのだろう。夕方の,渋滞の,橋の上にて。橋とは不思議とそんなことを考え(決断)させるところではないだろうか,そんなことを思う。

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(世界と世界観) 絵本
Art of Life; 2006.09.21(木) 日記
【870/1000】作業スケッチ7:作品 No.1 作品名:カノン(Canon) Edition: 100

◎準備が整い次第,商品写真の掲載と同時に,ショッピングカートへとリンクをはりますので,今しばらくお持ちくださいませ。(100枚: Edition No.が入ります)
工房印です
T & I 印です

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.20(水) 日記
【869/1000】お届けは

ヤマト運輸

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.19(火) 日記
【868/1000】◎こちらのサービスを利用して販売させていただきます。
ショッピングカートASPサービス

SHOP-Maker

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.18(月) 日記
【867/1000】作業スケッチ6:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)

奥付け
 沈黙の中にも,語りかけてくるものがある。本を選ぶ際に,つい確認してしまうのも,そのためではないだろうか。人に後姿があるように,奥付けがある。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.17(日) 日記
【866/1000】作業スケッチ5:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)

Canon タイトル刻印
 本日,タイトル印もできました。非常に繊細ではありますが,近づいて見ていいただくと確認できると思いますが,凸版金型刻印で,圧力のしっかりとかかった印象の仕上がりになります。“Courier”というフォントの持つ独特の印象は,フォントが作品に近づいてイメージを演出するといった関係ではなく,冷たく切り離した印象の関係に,額を含め,今回このフォントを選んだ理由があります。名詞は,いまではプリンター出力といった時代かもしれません。が,それは名前でありタイトルである。今ではもうすっかり見かけなくなってしまいましたが,旧来の,活版印刷(凸版)の,圧力のシッカリとかかった名刺の仕上がりを意識してみました。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.16(土) 日記
【865/1000】平塚〜

西湘バイパスより
 久しぶりに見た海。もう秋ですね。平塚からのかえり道。写真上は西湘バイパスからの風景です。進行方向を反対に振り向くと歩道のない無機質な道を車がとばしてくる。
チューブ
秋

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.15(金) 日記
【864/1000】作業スケッチ4:作品 No.1 作品名:カノン(Canon); 触媒

“日常の仕事がその人の作品として評価されなければならない。またそのような心構で制作をしなければ,この国のデザインはよくならない。”
という内容が「デザイン教育の理念」原弘(105頁)『原弘 デザインの世紀』の一部として載っています。
はなしは変わりますが,作業を通じて感じることは,つまりこういうことではないかと思っていることがあります。
それはどの世界でも共通することではないかと思われますが,仕事が出会いをつくる。
ぼくの場合でしたら作品が出会いというご縁をつくってくれる,と考えております。
ヤル気や達成感は,きっとそれがより良いものであれば,きっとより高いところを目指すことができるように,上手くできている構造のものではないかと想います。
一流スポーツ選手が引退する際に,そういえばこんなことをよく言っている?と記憶していることからになりますが。
「この競技を通じて世界中の多くの方々と知り合うことができました。それが私の人生においてなによりも幸せなことでした」。
それは達成と同時に,バベルの塔と反対の関係に,なぜだか感じます。
崩れないとは崩れない繋がりということではないか。
自分の人生において,作品は,そのための触媒になれば,それが最高のものだと考えております。
つまり冒頭の言葉を突然思いだして載せたのには,デザインのはなしをしたいからではなく,
過程は人生,人生は作品,といったことばにぼくには聞こえたからかもしれません。
長さの違いはあれど,そんな意味合いの言葉ではないかと,考えさせられたからではないかと思っております。
本日で試し刷りがすべて終了いたしました。
それで,ほっと全体が俯瞰に観えたからなのか。本刷りは来週からになりますが,あとは刷り上るのを待つばかりです。
テイスティング アンド イマジネーション 宮澤 尚孝
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(触媒) 図
Art of Life; 2006.09.14(木) 日記
【863/1000】作業スケッチ1:作品 No.5 作品名:思考の暗幕(思考と帽子)

ボールハット

 夏はいつ終わったのだろうか?小雨の渋谷を歩きながらひとりそんなことを想う。そのぐらい今日は涼しい。渋谷で用事を済ませ,その足で青山へ。すでに探しておいたものを買い,タクシーで六本木へ。どこでも長話。多い荷物に,雨(傘)。いろいろと歩き回りたくても歩けない。用事だけ済ませ,さっと行ってさっと帰ってきた。この帽子は次の次の次の次の作品のために購入です。お店ではいろいろと話を聞かせて頂きました。その次の店でも,その前の店でもそうでした。ありがとうございました。
 ◎傘に天空を観るように,帽子が哲学する。そこは思考の暗幕(スクリーン)ではないだろうか?この作品はそこを少し潜ったところになります。思考と帽子の世界。お待ちくださいませ。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.13(水) 日記
【862/1000】作業スケッチ3:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)

作業風景

 朝から工房へ。今日は最後の色,白の試し刷りです。先ずはシルクから。何パターンか(ケイの)太さの違うものを用意して頂いてあったのですがイメージどうりの線はシルクでは限界のようでした。白版はケイと文字に使用されています。そこで繊細な表現にも対応のできるリトグラフにその箇所だけ変更して再度のトライです。ケイはいいけれど,その分今度は文字にボリュームがなくなってきた。この辺は好みの問題なのですが。ここで妥協せずに白インクでもマット調のホワイトに変更したりと再び挑戦して頂きました。二度塗りなども含め,結果,二種類の白を使い,ケイ・文字のインク違いで3パターン刷り上がりました。といったところで本日の作業は終了。試し刷り三日目のことです。辛抱強い作業は,プライドの現われだと思いますが。ありがとうございました。「お疲れ様でした!」
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.12(火) 日記
【861/1000】余裕と教養

 もちろんほど遠い余裕のないところにぼくはいるのですが,今日はそんなことでちょっとびっくりした。というか,そういう人は無言の余裕なのだ。これじゃ文章になってないけど,そういったほうがどこかピントくる。空気感とはそういうもので,余裕があるのです。そういうところに教養とか知性みたいなものを感じてしまうのは,本来,人としての深みが,そういったものなんだろう,な。そんなことを感じました。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(人としての宇宙) 図
Art of Life; 2006.09.11(月) 日記
【860/1000】焼印(ブランド)

印
 焼印をつくりました。そこで少し前のものからですが(2000.8.1)ブランドのことを詳しく書いてある本があるので,そこから一部引用させて頂きます。
 “先史時代の狩人たちは,自分の武器に,自分のものと示すため,名前を刻んだ。古代ギリシャとローマ時代の陶磁職人は,自らが作った陶器の底の湿った粘土に,親指を押しつけて自分の作品であることを示した。中世までに,家畜に識別マークを施すことは一般的となった。(実は『ブランド(する)』という語は,古代ノルウェー語の『燃やす』からきている)。古代では,王,皇帝,政府が。領地と統治の証に,シンボルや装飾としての図形を部族,国家の紋章として使っていた。例えば,日本の皇室は菊の御紋,ローマ皇帝は鷹,フランス王家は最初ライオン,のち,白ゆりの紋章という具合である。”『ブランド・マインドセット』デューンE・ナップ著より
 最後のほう(442頁)にこんな言葉が載っています。『ブランドの約束を,生きる』。その言葉にブランドの重みを,心にブランディングされた気分になりました。それは明確な約束の配信であるとともに,自分への約束は,約束とは自分へとするものではないだろうか。その言霊ともいえる言葉を封じ込めた,心の封“印”とも,それは感じとれました。ブランドとは本来そういうものではないだろうか,と。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.10(日) 日記
【859/1000】普遍的な色

梱包用布
 これは額を包む布です。新品なのに真新しい印象もなく汚れても独得の風合いへと変えてしまう色だと感じています。何年たっても何年たったか判らない,飽きない,普遍的な色。といった意味において今回はこの色を使用させて頂きます。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.09(土) 日記
【858/1000】ガイド
 汗だくになり,渋谷をぐるぐる。早くしないと日が暮れてしまうと,こんどは急いで日暮里へ。すれ違う人を見ていて感じたことは,こんなに汗かきなのは自分だけだと思った。いいチャンスだ,これをきっかけに体質を改善したいと思った。午後からの数時間だったけど,ほぼ探していたものが,ポン,ポンと発見できたのは,決断のちからでもなく,集中力のちからでもなく,欲しいものがこういうものだとはっきりと決まっていたから,スムースに発見できたのだと思った。今週は痛みで足の動かない週だったけど,こうやって汗だくになって歩き回っていると,痛みもやわらいできた。使わないと,調子が悪くなる。調子が悪いのは,使わないから。といった関係に,使うことによってバランスが整えられていくといった,本質のようなものを感じた。
 はなしは変わりますが今日はポケットティッシュがたまった。だけど二回目は拒否した。というのもさっき受け取ったのに,もう忘れたの?といった感じが妙に機械的な印象がしたからだ。だけど自分も,どこの国の人だったのだろう?韓国?中国?の人に道を尋ねられて「わからないです」のひと言でで済ませてしまったのは,横断歩道での出来事ではあるまいし,ちょっと不親切だったのが,心残りだった。一緒に探してあげればよかった。だけど自分も始めての街で訪ね人だったということの意味においては,横断歩道での出来事だったのかもしれません。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(ガイド) 絵本
Art of Life; 2006.09.08(金) 日記
【857/1000】作業スケッチ2:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)
 ちょっとした作業をしていて,こっちがいいか,それともあっちがいいかしていたら,朝。こんな時はだれかの意見を聞きたいものです。で,そのまま工房へ。※工房ではいろいろなアドバイスをして頂けるので何よりです。また,そんなことも載せることができましたら。まあ,ぼくの人生で直接そういったことを言ってくださった方は始めてで,それだけでも感謝でございます。
 刷りの作業は今日で二回目。一色一色,色決めしては刷り足していく繰り返しの作業は次第に仕上がりへと近づいていく。言い方を変えればひとつひとつの作業は,ひとつひとつの問題を解決をしながら完成へと近づけていく作業にも感じてきます。
 今日は急いで仮で全色刷って頂きました。最後の刺し色ひとつで,がらっと画面に命が吹き込まれるように,版ズレも同じことで,同じ色でも浮き出してみえたり窪んで見えたりするといったのが肉眼ですが。ピタッとピントが合わさった瞬間に世界がくっきりとする,次回が楽しみです。
作業スケッチ2

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.07(木) 日記
【856/1000】閃きと感受性
 刷りの作業は本日は休み。秋を感じさせる陽気だったせいなのか,ちょと思いだしたことがあります。閃きは・感受性の問題なのか。こんなことを書いたのにも理由があります。例えば林檎が木から落ちるのを見て,あっ!地面に落ちた瞬間に,いてっ!ミラーがそうさせるのか,そういったことをイメージできませんか。反対にこれは定かなはなしではありませんが,木魚は眠気を覚ますためにポクポクと叩いている?これだとあっと目が覚めた瞬間に,閃きどころかあっなんだっけ?忘れてしまいます。つまりその反対が,閃きと関係があるのだとしたら,コン!と落ちた瞬間に,広がる空間に,異次元へ誘う柿のことを想いだしました。そんな世界観を表現できたらと思います。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(閃きと感受性) 絵本
Art of Life; 2006.09.06(水)日記
【855/1000】作業スケッチ1:作品 No.1 作品名:カノン(Canon)
 刷り始め。一色,一色,色決めしては刷り足していく。地道な作業の連続。朝から夕方まで立ちっぱなしで作業をしてくれている。細かい注文にも答えてくれるのは版画工房としてのプライドと信念の現れではないかと,そんなことを感じながら12色のうち5色まで本日は刷れました。「お疲れ様でした」。※工房のご紹介は承諾を得てからにしたいと思います,お待ち下さいませ。
 まだまだ色決めの段階ですが,今回の作業を神経質にさせているいのは画面サイズを小さくした分,隣接する色と色の境界に神経を使わなければいけないのが原因なのと,色数が多い点です。プリンターや印刷もオンデマンドの時代に,版画(今回はシルク)ももちろん複製ではあるのですが,その色の厚みや重みに,“オリジナルを抜くことができない”といったような内容の言葉を突然思いだしました。このオリジナルとは元といったようなニュアンスのアイデアに聴こえてきますが,作品もアイデアも,どちらも突き詰めていけば一期一会という言葉にたどり着くのかもしれない。一色一色,手刷りして下さっている作業風景にそんなこと想いました。どこになんの意味があるかと言えば,只今,といった過去でも未来でもないこの瞬間にあるのではないだろうか。と,今日も気がつけば今日の夕日が沈んでいきました。
作業スケッチ1

Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.05(火)日記
【854/1000】耕す場所
 きょうは雨か。と,外を眺めていると土の香りが雨風に乗ってやってきたせいからか,耕す場所は決まっている。と,そんなことを想う。晴耕雨読。直感的だけど,こういう感覚は大事にしたいと思っています。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(晴耕雨読) 絵本
Art of Life; 2006.09.04(月)日記
【853/1000】作品 No.2 アンビヴァレンス
―作品 No.2 作品名:アンビヴァレンス(Ambivalence)―
●画面サイズ A1(841×1189) シルクスクリーン 3色刷り 刷数 少
次回予定の作品です。A1といった大きなサイズを考えていますので少ない枚数になります。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.03 日記
【852/1000】“背と腹”
 探す。掴む。あまりにも直感的だけど,それは凹凸に感じた。ということをもう少し説明しますと,掘り当てる感覚と,見つけるといった関係に,相対的なものを感じたからではないかと想います。完成したと同時に消えてしまった感覚に,また半歩でも踏み出せば,そこに凹と凸が自分で自分の背中を観るように,また物語が始まる。背と腹を入れ換えたそんな感じの夢だったと想いますが,その時系列な感覚を空間的な実感として捉えていたところに,直感というものを掴んだ感じのそれは夢だったと想います。そんな世界観を表現できたらと思いました。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

(背/腹) 絵本
Art of Life; 2006.09.03 日記
【851/1000】作品 No.1 カノン
―作品 No.1 作品名:カノン(Canon)―
●画面サイズ A4(210×297) シルクスクリーン 12色刷り 額装納品 刷数 初回100枚,9月中の販売になります。
黒ベタにCMYK,RGB,他,といった多色刷りの作品です。
刷りの回りの余白には エディションNo エンボス印 サインが入ります。
それを額に収めた仕上げとなりますのでA4サイズより大きなものとなります。
※作品解説は近日中にアップします。お時間のある際にご覧になって頂けたらと思います。
デザイン的な表現の説明だけ先に少しだけさせて頂きますと,西から日が昇るといった連続の構成を直感的に捉えた,シンプルな普遍的な作品に仕上がっているのではないかと思っております。
過去作品からです。お待ちくださいませ。
Tasting & Imagination
PINK DIAMOND

Art of Life; 2006.09.02 日記