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11 天使の卵 |
限界を越え、全てを出し切ったその瞬間、自身の内を突破し“新たな存在”が現れた。 ◆ 天使の卵 ―勇気のカタストロフ,広がるバイオスフェア。(有限だけど無限。) 試されているのは,いつでも精神です。 ロケットは成層圏を突き抜ける。…臨界点を突破したときそれは訪れた。 そこは,果てしなく広がる無重力の世界。広がるバイオスフェア。 閉ざされているのに拡がるその幸福感は,全てを出し切った者のみぞ知る, 対抗精神がもたらした相対的な頭脳的空間(涅槃の世界)の出現である。 ※【カタストロフ】〔カタストロフ・キャタストロフィとも〕自然界および人間社会の大変動。変革。(三省堂提供「デイリー 新語辞典」より) ※バイオスフェア:「生命圏」。19世紀のはじめ,進化論の始祖として知られるJ・ラマルクが生物が存在する場所としての地球全域のことをさした用語。 ※【涅槃】〔仏〕〔梵 nirvana 吹き消すこと,あるいは吹き消された状態の意〕あらゆる煩悩(ぼんのう)が消滅し,苦しみを離れた安らぎの境地。 究極の理想の境地。悟りの世界。ニルバーナ。寂滅。(三省堂提供「デイリー 新語辞典」より) [Navi Guide たまには,逆から眺めてみる。]別頁より |
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